「さて、任務が終わったので帰ることとなった。借りていた衣を脱いで、元いた場所に帰る。」(角田光代「任務十八年」『今日も一日君をみてた』角川文庫)
あまりにも突然すぎてまだ動揺していますが、今日のお昼にロンダは虹の橋を渡りました。10歳と半年。
ロンダは、いつも通り作業する私の膝の上でストールに包まれて寝ていました。
それが突然唸り声を上げ、急変したので大慌てで病院に連れて行きましたが、救急の処置もかないませんでした。これまで大きな病気もなかったので、本当に驚いています。
甘えん坊のロンダは最期まで大好きなストールにくるまって、ずっと抱っこされていたので、それだけは良かったと思います。
まだまだ任務期間があると思っていました。あまりに優秀で信頼と実績のあるロンダは、急に猫神の世界から呼び出しがかかったようです。